■ 第17話「ライバル」

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● CM

デラタコカフェダイナー!

● アイキャッチB

● Bパート

・第9幕

翌日。中庭のバックボードで、ベローネバスケ部が練習。
そこへ、ちょうど生科部が、バスケットを持ってやって来る。
それを見た三島先輩が、フッと笑んでから、
三島「じゃ、休憩しようか!」
部員たち「は〜い」

・第10幕

楽しい情景1:花壇をバックにして、縁石の上に、左から、ゆとり、奈緒、美羽、ひかりが腰掛けている。
楽しい情景2:茶和子と小波美は、別のグループ、一年生バスケ部員のところで、別のバスケットを持って座っている。
画面、ひかゆとたちのグループに戻る。
奈緒とゆとりが、サンドイッチを頬張っている。
ゆとり「おいしいいいっ! ・・・でも、さすがにサンドイッチにまではタコ入れなかったんだね。ねっ、ひかりぃ!」
ゆとりが笑顔でそう言ってひかりのほうを見ると、ひかり、苦笑。
ひかり「e? う、うん・・・」
奈緒は、美羽のほうへ向いて、申し訳なさそうに、
奈緒「美羽、ごめんね。また差し入れなんかさせちゃって」
美羽「ううん、どうせ来週は完全バスケ部専属マネージャー化しちゃうんだし、予行演習だと思えばいいわよ。それより、このあと練習試合するのに、またあんまり食べてたら、三島先輩に怒られるんじゃない?」
ゆとり、それを聞いて笑い出す。
ゆとり「あははは! それがさあ・・・」
ゆとりが何かわけありの話を始める前に、三島先輩が現れる。
美羽、見上げ、ちょっと緊張の反応。
美羽「あ・・・!」
しかし三島先輩、笑顔で、
三島「美味しそうね。今日はサンドイッチ? ねえ、わたしたちにも分けてもらえる?」
美羽、三島先輩の意外な反応に大いに戸惑いつつ、
美羽「え? そ、それはもお。ど、どうぞっ!」
美羽、そう言って、恐縮しながら律儀に両手でバスケットを差し出すと、三島先輩が一つ取る。すると、背後から他の3年生部員もどっと押しかけ、美羽の持つバスケットとひかりの持つバスケットに群がり、
部員A「じゃあ、わたしもっ!」
部員B「わたしも!」
部員C「ふたつちょうだい!」
美羽とひかりは、どんどん空に近づいて行くバスケットと、部員らをちょっと呆れて見比べている。
美羽&ひかり「は、はあ・・・」

・第11幕

バスケットはすでに空(から)。
ゆとり、笑いながら、
ゆとり「実はね、今日生科部に差し入れしてもらおうかって最初に言い出したのは、三島先輩なんだよ」
美羽とひかり、驚いて、
美羽&ひかり「えー!」
美羽「そうなんだ!?」
奈緒、ニヤニヤしながら、
奈緒「前の文武中との試合前のおむすび、よっぽど美味しそうに見えたんだろうね」
ゆとり「しかも、アレ食べた奈緒とわたしが大活躍したでしょ? それで、試合前の差し入れ解禁になったって感じ」
奈緒「解禁通り越して、もおゲン担ぎでさ、生科部さま差し入れ弁当さまさまって感じジャンジャンねー!」
ゆとり「そお、今回は、サンドウィッチで、相手チームを挟み撃ちってやつ?」
ひかり、珍しくジョークに乗って、
ひかり「あ、お上手。サンドウィッチで挟み撃ちかあ。へえ・・・お上手」
ゆとり、ちょっと戸惑い顔。
ゆとり「ひかり、そうしみじみ言わないでよ。かえって駄洒落たアタシがバカみたいじゃない」
ひかり、苦笑し、
ひかり「あ、ごめんなさい・・・」
美羽は、安堵の笑顔で、
美羽「なんだあ〜、心配して損しちゃった。そうとわかってれば、もっとたくさん作ったのに」
奈緒、口の周りにマヨネーズをつけて、
奈緒「そこはさあ、来週の合宿が本番なんだから、そんとき思いっきり美味しいもの作ってよ」
美羽「はいはい」
奈緒のリクエストを、母親のように寛大に受け入れる美羽である。
すると、そこへ根無乃木中学バスケ部一同が訪れたのだった。
美羽、ポカン顔で見上げて、
美羽「あ、来た・・・」
また三島先輩が対処する。
三島「こんにちは」
すると、根無乃木中の引率者である例のサングラスのコーチが対応した。
男「今日はよろしく」
三島先輩、笑顔で、
三島「あ、こちらこそ、よろしくお願いします」
頭を下げ、そのまま体育館に連れて行く。
ひかゆとらの前を通り過ぎて行く根無中バスケ部員ら。ひかゆとらは、虚心坦懐のキョトン顔で見ていた。
根無のコーチ、通り過ぎざま、横目でチラッとひかゆとを視界に捉える。
コーチ「ふむ」
そして、そのまま体育館のほうへ行ってしまった。

・第12幕

体育館内。
すでに試合が始まろうとしていた。
さきほどの束コーチが中央に出て、
コーチ「では、私が審判を務めさせていただきます。試合中はあくまで中立の立場でジャッジするから。じゃあ、両チームのジャンパーは出て」
ベローネからは奈緒が出る。
コート外には、ひかりと美羽が立つ。
美羽「な〜お〜、がんばって〜!」
コーチ、宙にボールを上げる。
奈緒と根無チームのジャンパーがジャンプ。
両ジャンパー「やあっ!」

・第13幕

雑踏の中を歩く足がまず映る。
赤のソックスとローファーなので、その足から、女学生だとわかる。
次に、顔が映る。眉が吊り、なかなか意志の強そうな険しい表情をしている。
制服を着ている。それは、さきほどの根無乃木中学の制服と同じデザインのものである。
その女学生は、無表情のまま、さらにどこかへと歩いて行ったのだった。

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