■ 第16話「キャラクターショー」

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● CM

来てねデラタコカ〜フェへ プリキュアメニューでたっぷり召し上がれ イエイ!
いつも嬉しい帰り道♪
デラタコカフェダイナー!

● アイキャッチB

画面の向こうから翼を広げて飛んで来たスワンフ。ゆとり、俊足で追いつき、ステップジャンプして、スワンフの足をつかみ、宙に浮く。ゆとりにっこりサクセスのピース。その直後に、スワンフの足から手を滑らせ、落ちそうになり、慌てふためく表情。

● Bパート

・第8幕

ファーストフード風の店のカフェテラスにて。
4人が、ホワイトの四角いテーブルを囲んで座っている。
ほどなく、注文の品、シェイク風のドリンクを4人分運んで来たウェイトレスの女の子。眉毛がタレ、なんとも愛くるしい幼な顔で、歳はどう見ても、中学生だ。
ウェイトレスの女の子
女の子「お待たせしましたあ」
ゆとり、率先して、
ゆとり「あ、ありがとうございま・・・って同い年っぽいね」
女の子、笑んで、
女の子「中学二年です」
奈緒「あたしたちとバッチ同じジャンジャン?」
美羽「ええ!? 中学生がこんなところでアルバイト〜?」
女の子、気にしない笑顔で、
女の子「事情があってお手伝いさせてもらってます。お金はもらってませんから、アルバイトじゃあないです」
ひかり、ハッとなって、
ひかり「あ、じゃあ、わたしと同じですね」
女の子、ニッコリして、ひかりのほうへ振り向き、
女の子「はい。ここにもたこ焼き置いてますから、よく似た境遇です」
ひかり、これには非常に驚いて、
ひかり「えっ!? たこ焼きって・・・! どうしてわたしがたこ焼き屋さんのお手伝いをしてるってわかったんですか?」
女の子、笑顔を崩さず、
女の子「・・・なんとなく」
ひかり、驚きの目でその女の子を見つめている。
ひかり「はあ・・・」
訝るひかりに釣られて、なおみ〜うも不審顔で顔を見合わせる。
なおみ〜う「え・・・?」
そのときゆとり、一同に漂う変な空気を察し、それを断ち切るように、快活に、
ゆとり「ひかりってさ、もう顔に、<たこ焼き娘>って書いてあるくらい、デラタコのお手伝いが堂に入ってるってことじゃないの?」
奈緒も同調し、
奈緒「ああ、なるほど。やっぱひかりはとことんたこ焼き道を極める娘だよね」
一同笑い、空気は再び和む。
一同「あはははは」
女の子も一緒に笑った後、
女の子「あ、そうそう。わたし、ここでお手伝いさせてもらってるから、関係者の方にこのショーのチケットたくさんもらったんですけど、お手伝いがあって行けないし、みなさんに4人分差し上げますウ」
そう言って、女の子、懐のポケットから、4枚のチケットを出して、一同に見せる。
奈緒「やったあ! もうお金なくなってたからラッキー!・・・って、なにコレ?」
4人、女の子の手にあるそれを覗き込む。
ゆとり、読み上げる。
ゆとり「『キャラクターショー・・・仮面のふたりは・・・プリQ、、レンジャー?』 プリQってなんジャー?」
ゆとり、汗汗。
ひかり、ハッとして、
ひかり「あ、それ、今、小さな子たちの間で流行ってるテレビ番組の!」
美羽、ちょっと驚いて、ひかりを見つめ、
美羽「へえ、意外〜。ひかり、こういうことに詳しいんだ〜」
奈緒「ひかり、バリ博識〜!」
ひかり、苦笑い。
ひかり「全然。たまたま聞き知ってただけ」
ゆとり、ちょっと困り顔で、女の子に、
ゆとり「チケット、ただでもらえるのはうれしいんだけど・・・わたしたちもう中学生だし・・・」
女の子、ちょっとしょげて、
女の子「そうですよね・・・なんだか馬鹿にしたみたいでごめんなさい」
そう言って、深々と頭を下げる。
ひかり、それを見て大いに同情心をそそられ、
ひかり「でも、小さな子たちに人気があるんだし、きっと何か面白い・・・面白い何かがあるはずですよね・・・!」
そしてひかり、ゆとなおみ〜うを見て、
ひかり「ねえみんな、いい機会だし、行ってみない?」
女の子、ひかりの言動に、<これでもう安心>といった感じの笑みを浮かべる。
女の子<fu・・・>
ゆとり、ためらいがちに、
ゆとり「う、うん。そうだね〜」
奈緒は積極的に、
奈緒「ひかりが知ってるくらいの番組だもん。きっと何かいいところがあるんだよ。行ってみよ! 行ってみよ!!」
美羽、ハッとしたあと、嫌味顔で、
美羽「な〜お、実は見てみたかったんじゃないの?」
奈緒、屈託なく、
奈緒「はは、実はそうだったりして。こういうイベントってさ、小学校の時分までは英知香を連れてたまに行ってたんだけど、英知香ももう興味なくしちゃって、行く口実がなくなってたんだよね〜」
美羽「奈緒ったらひど〜い! カレシがいないもんだから、えっちゃん遊ばせるどさくさに〜?」
奈緒「あはは、そお・・・って、カレシがいないは余計でしょ! 小学生のころの話なのにー。美羽も、どさくさまぎれに、言いたい放題難題問題〜!」
最後は奈緒が、おどけ顔になったので、また一同に笑い。
一同「あはははは!」

こうして、4人は、このいい雰囲気のまさにどさくさにまぎれて、そのキャラショーに行ってみる気になったのだった。
4人を見送る女の子、笑顔で会釈しながら、
女の子「気をつけてくださいね〜」
ゆとり、振り向いて、
ゆとり「サンキュー」
チケットを持つ手を振ってお礼を言うゆとり。
ショーの会場へ向かう4人を見送りながら、女の子、なお優しげな笑顔で、内心、
女の子<本当に気をつけて・・・>

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