■ 第1話「出会い」・5

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リバーサス「なにがプリキュアだー!」(不意に襲って来る)
ルミナス&ラピッド「ああ!」
しばらくバトルアクション。
まだふたりとも戦い慣れておらず、ルミナスはバック転や払い手でパンチをよけ、ラピッドは、エルボーを盾にしてよけるのが精一杯。
やがて、リバーサスに追い詰められて、ルミナスが無意識に両手を突き出すと、手の平から光パワーが放たれ、リバーサス、目がくらみ、足元がふらつく。
リバーサス「ぐうう!」
ルミナス「な、なに?」(自分の手を見て驚く)
そのすきを突くように、ラピッドの韋駄天のように走りこんでのラリアット、
ラピッド「タアアア!」
これがリバーサスの胸に決まり、リバーサスは船室に激突。
リバーサス「ム~!」
リバーサス、ふらつきながら起き上がる。
リバーサス「ふ、結構やるじゃないか」
ルミナス&ラピッド、次の攻撃に備え、警戒して身構える。
リバーサス、不敵に笑み、叫ぶ。
リバーサス「ふっ、上等だ! (天を仰ぎ)ムカツキーよ!」
旋回しながら不気味なかたまりが降って来る。
これが、一切の時の流れに逆らう捩れた意志の権化・ムカツキーである。
ムカツキー、流星の一つに取り憑く。
ムカツキー「ムカツキー!(体の一部<額あたり>に時計がついている)
火の玉型のムカツキーが襲って来る。
ルミナス、よけた勢いで、甲板上にゴロゴロと転がる。
ラピッド「だいじょうぶ!?」
ルミナス「え、ええ」
ラピッド「この~!」
ラピッド、怒ってすごい速さで火の玉ムカツキーに突進。
しかし、ラピッド、フェイントで後ろへ回り込み、ムカツキーの背中を抱きかかえると、
ラピッド「どあああ!」
力強くそのまま仏壇返し。背後へ投げ飛ばす。
ルミナスが、仰向けに倒れたラピッドのほうへ駆け寄り、手を繋いで立たせる。
ルミナス「さあ」(手を差し出す)
ラピッド「サンキュー」(ルミナスの手を握って立ち上がりながら)

ふたり立ったところで、ムカツキーも体勢を立て直して、また襲い掛かって来る。
ルミナス「また来ます!」
ラピッド「どうすればいいの?」
セインフ「ふたりとも、手をつなぐセイン」(セインフ、ルミナスの懐から顔を出してアドバイス)
ルミナス「え? やっぱり?」(懐を見下ろしながら)
ラピッド「やっぱりって、あなた・・・」(ルミナスを見つめる)
スワンフ「早くするのスワン」(ラピッドの懐からスワンフも顔を出し)
ルミナス&ラピッド「う、うん」(もう意を決するしかないといった感じでお互いに顔を見合わせて)
必殺技・プリキュア・アストラル・トルネード。

ルミナス「光る時、かける(×)
ラピッド「走る時、イコール(=)
ルミナス&ラピッド「プリキュア・アストラル・トルネードー!!

ムカツキー「ムカツキー!!」(額の時計が激しくグルグル回り出し、最後は時限爆弾のようにボンと破裂。と同時にムカツキーも消える)
リバーサス「プリキュア。覚えておくぞ。たあ!」(飛び去る)
ルミナスとラピッド、ニッコリ微笑んで見つめ合う。
そのとき突然ミルキーウェイシップが、急旋回して傍らを流れていた光の粒の帯に突入。
突入のさいの衝撃で、甲板も大揺れして、ルミナスとラピッドは手をつないだまま甲板にひざまずいているのがやっと。
ルミナス&ラピッド「キャアアアア!」
セインフ「船が光の河に戻って行くセイン」
スワンフ「ふたりとも手を離しちゃだめなのスワン」
しっかりと手を握り合いながらも、ふたりは船と共に光の流れに飲み込まれて行く。

・第9幕

ひかりが気づくと、家庭科室に戻って来ている。
手をギュッと握っているが、あのパートナーはいない。
あたりを見ると、美羽が皿を割った下級生を説教していた。
ひかり「あ」
ひかり、美羽らのほうへ歩いて行く。
美羽「ひかりからも言ってやってよ」(ひかりが背後にいるのに気づき、すぐ振り返って)
ひかり「え?」
美羽「お皿洗いは家庭科の基本だよ。この子たちったら、ぺちゃくちゃオシャベリしながらお皿洗ってるからこういうことに・・・」
ひかり、上の空のような状態。美羽、不審に思い、
美羽「ん、どうかした?」
ひかり、はっと気づいて壁の時計を見る。夕方5時20分を指したままだった。
ひかり「えっ?・・・ううん、別に・・・」
ひかり、さっきまで握っていた手をじっと見ている。

ひかり<夢だったのかしら?でも微かに温もりが・・・>

ひかり「あっ!」
ひかり、スカートのポケットに異物を感じ、そっと出して見る。
コミューン形態のセインフを発見。セインフも顔を出して笑っている。
ひかり<じゃあ、あれは、やっぱり>
そのとき、教室のドアがガラッと開き、奈緒が立つ。バスケのユニフォームのまま。
奈緒「美羽、ひかり、生科部の正式部活動承認おめでとう。今バスケ部終わったから助っ人に来てやったぞ」
美羽「奈緒遅いよ」
奈緒「あ、いい匂いジャンジャン。なに作ったの?」
美羽「ホットケーキ。もうみんな食べちゃったよ」
奈緒「ええ、ホットケーキ?もっと早く来たらよかった~」
美羽「でさ、後片付けしてたらさ、この子がさっそくお皿割っちゃって・・・」
下級生A「加賀山先輩、なにも多幡先輩にまで言わなくても。勘弁してくださ~い」
ひかり、奈緒美羽らの和気藹々の会話にほっとして微笑むのも束の間、教室内に進み入って来た奈緒のすぐ後ろにはもう一人のバスケ部員が。
それが、なんとあの少女!
ひかり「あっ!あなたは!」
奈緒「ん、ひかり、どうしたの?」
ひかり「このひとは?」
奈緒「なにぃ?このひとって。ゆとりじゃん。早瀬ゆとり」
ひかり「はやせ、ゆとり、さん?」
美羽「ひかり、ヘンだよ。初めて会ったみたいな言い方して」
ひかり「え?だって・・・」
美羽「ゆとり、わたしたちのクラスメートじゃん」

ひかり、唖然として彼女の顔を見る。
ゆとり「だってさ」(周りがそう言うんだから仕方がないといったちょっと諦め顔まじりの苦笑い)
そしてゆとり、舌を出してウィンク。
さらにポケットから、スワンフも顔を出し笑顔でひかりを見ながら舌を出して、やはりウィンク。
ひかり「ど、どういうこと・・・?」

第1話終わり。またみてね!

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