■ 第1話「出会い」・2

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・第3幕

光の園。歩く足アップ。大きな扉の前に来て、扉を開ける。クイーン鎮座。足の主は長老。
長老「お呼びですか、クイーン」(クイーンを見上げる)
クイーン「ええ、伝えたいことがあります」(例のCG)
長老「どうなさいました」(眉をひそめる)
CGクイーン「今、あの者たちのおかげで光と闇のバランスはよく保たれています」(「あの者たちのおかげで」から、なぎさ・ほのかのプリキュアとルミナスの活躍の回想シーンを映す)
長老「まったくですな」(髭が動き、喋っていることを表現)
CGクイーン「しかし、あなたもご存知のように、光にはもう一つの役目があります」
長老「(神妙そうに)はい、光の明暗が調整されることで、朝昼夜の日々の巡りと春夏秋冬の季節の巡りが生まれます。じゃからして、光は、時の源を作る役目も担っておりますじゃ」
CGクイーン「そうです。光は時の源を作ります。ですが、この光の園では光を生み出すことしか出来ません」
長老「はい」
CGクイーン「光の明暗を調整し、時の変化の源とするには、もう一つ、別の世界の協力を仰がなければなりません」
長老「光の明暗を調整し、時の変化の源となる世界、それは、あの・・・」(虚空を見つめ、思案顔)

・第4幕

その世界が映る。円形花畑に大きな日時計。ストーンサークルのような感じ。5時20分前。
それを見守る二人の住人(鳥〔トキ〕マスコットキャラ風)。住人Aは若い女、住人Bは大人のメガネ男。どちらも白装束。首に時計つきネックレスをかけている。
住人A「今日も無事夕暮れ時を刻めそうですね」(子供声)
住人B「これも、ときの主(あるじ)シスター・シーズンと光のクイーンのおかげなんだよ」
住人A「光の園とこのとわびとの庭のどちらか一つが欠けても、時の源は作れませんからね」
住人B「そのとおり。光の園から注がれる日の光を、強めたり弱めたりして、朝昼夜や春夏秋冬の季節を生み出す」
住人A「それが時の主(あるじ)シスター・シーズンのお仕事。そして、ときの従者たちの・・・」
住人B「さて、そろそろ戻ろうか」
住人A「はい」

そう言ってふたりが日時計から背を向けたとたん、日時計が5時20分の時を刻む一秒前のところで、柱ごとベキッと折れてしまう。振り向くふたり。
住人A「こ、これはっ!」(驚愕顔で、足元に散らばる日時計の石柱の破片を凝視)
住人B「いったい、なにが起こったのだ?」(焦りながら、折れた日時計を見上げる)
そのとき激しい疾風が襲い、住人らは吹き飛ばされる。
住人A&B「アアアア!
他の場所で平和に遊んでいたトキ風の子供たちや、往来で談笑中の主婦、公園の老人たちも次々に突風で吹き飛ばされて行く。
画面変わって、アバンに出た宇宙空間の光の粒の帯も、にわかに龍のように捻じ曲がり出す。
或る部分にひびが入り、そこからキラッと光る一筋の粒が現れ、ハイスピードでどこかへ飛んで行く。

・第5幕

再び、光の園。
長老「とわびとの庭・・・」
CGクイーン「そうです。わたしが送り出す光から時の源を生み出す世界、それがとわびとの庭。今、そのとわびとの庭で何か異変が起こっているようなのです」
長老「なんですと!? どういうことですかな?」(CGを見上げて)
CGクイーン「ここからは、はっきりしたことはわかりません。ただ・・」
長老「ただ?」
CGクイーン「またプリキュアの助けを必要とすることになりそうです」
長老「なんと、プリキュラの? しかし、今度は誰がプリキュラの使命を? 一度使命を終えたあのふたりにまた頼むというわけには・・・」
ブラックとホワイトの変身シーンが映る。
CGクイーン「新たなふたりです」(顔アップ)
長老「新たな?」(CGを見上げ、眉の下に隠れていた目を初めて見開く)
CGクイーン「光の輝きと光の速さに深い関係のある特別なふたり」
長老「光の輝きと光の速さに・・・」
CGクイーン「いずれにせよ、時の流れを乱し、世界を全くの無にしようとたくらむ者たちがいることは確かです」
長老「なんと! 世界を全くの無に・・・? それは、もしや悪名高き時の破壊者・・・」
CGクイーン「ええ。それを食い止められるのは、新たなプリキュアしかいません」
長老「新たなプリキュラ。いったい、誰が・・・」(深く考え込む)

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